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購買力平価に関する計算問題

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問題国際金融論初級
国際金融論における購買力平価に関する簡単な計算問題です。
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 ある国において、一物一価が成立しており、自国と外国の物価水準が、次のようになっているとします。

  自国:前期の物価水準 100
     今期の物価水準 120

  外国:前期の物価水準 100
     今期の物価水準 100

【問題】(絶対的購買力平価)
 今期における絶対的購買力平価を求めてください。

【回答】 

 絶対的購買力平価においては、

  名目為替相場 = 自国の物価 ÷ 外国の物価

なので、

  名目為替相場 = 120 ÷ 100 = 1.2

となります。

【問題】(相対的購買力平価)
 今期における相対的購買力平価を求めてください。

【回答】 

 相対的購買力平価においては、

  名目為替相場の変化率 = 自国のインフレ率 - 外国のインフレ率

なので、

  名目為替相場の変化率 = 20% - 0% = 20%

となります。

  絶対的購買力平価と相対的購買力平価

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