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スワップの種類

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投稿金融論初級
金融論において、スワップの種類について、説明しています。
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 スワップ取引は、デリバティブの1つで、キャッシュフローを交換する取引になります。
 そして、スワップ取引においては、いくつかの種類があります。

【金利スワップ】
 金利スワップは、金利の交換を行う取引です。
 同一通貨間で固定金利と変動金利を交換するもの(「プレイン・バニラ」)や異なる期間の変動金利を交換する(「ベーシス・スワップ」)などがあります。
 元本自体は交換はなされませんが、合意された元本金額に基づいて計算される利息を交換することになります。
 (なお、このときの元本は、「想定元本」「みなし元本」「名目元本」と言われます)
【通貨スワップ】
 通貨スワップは、ある通貨の原本・金利と、他の通貨の原本・金利を交換する取引です。
 取引開始時点で、元本の交換が行われ、期間中には金利の利払いが交換され、満期時には原本と金利の交換が行われます。

【その他のスワップ】
 プロテクション(対象となる企業がデフォルトしたときにその損失相当額を受け取る権利)とプラミアムの支払いを交換するクレジット・デフォルト・スワップなどもあります。

参考

  岸真清・藤波大三郎『ファースト・ステップ 金融論

  釜江廣志(編集)『入門証券市場論

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