経済学において、理論などを行う場合は別として、データや数字を扱うことが多いと思います。計量経済学や統計などを扱う実証においては、必須と言えるでしょう。
ところで、データや数字を丸めることが必要なことが多いと思います。
例えば、
0.2353565…
のような数字があるとしましょう。
その結果を論文などで表そうとしたときに、すべてを表記することはできず、0.24としたり、0.235としたりする必要があります。
このような場合に、何となく
「四捨五入」
「切り捨て」
などを行っている場合が多いのではないでしょうか。
経済学的には、あまり意識する必要はないように思いますが、一応はルールが決まっています。
工業の世界では一定のルールが重要であることから、日本産業規格(JIS)というものがあり、そこで、
「JIS Z8401:数値の丸め方」
というものが定められています。
JISについては、番号があり、下記で「Z8401」を検索すればいい形です。
日本産業標準調査会「JIS検索」
経済学的には重要ではないかもしれませんが、ちょっと参考までということで、紹介させていただきました。