フローとストックの違いについて、入門者向けに例をまじえて分かりやすく解説

経済学・ビジネスを理解するにあたって、フローとストックという概念は重要です。このフローとストックについて、入門者向けに分かりやすく解説します。
入門

概要

 経済学やビジネスにおいて、フロー(flow)やストック(stock)という言葉が出てきます。
 難しい考えではないのですが、イメージが付きにくい面があると思います。そこで、定義を述べたうえで、例を挙げていきたいと思います。

定義

 フローとストックは、ある経済活動について、時間的に違う概念でそれぞれ認識したものです。
 それぞれ、次のようになります。

  フロー  … ある期間における経済活動

  ストック … ある時点における経済活動

 下線にあるように、フローが期間を対象にしており、ストックは時点を対象にしています。

 違う説明をすれば、

  フロー  … ある期間における経済活動

  ストック … これまでの経済活動の積み重ね

ともいえます。フローは一定期間の経済活動ですが、ストックはこれまでの経済活動の積み重ねをある時点で認識したものとっも言えます。このため、フローの経済活動を合わせていけば、ストックになります。

経済以外での例

 経済・ビジネスで考えると、イメージがつきにくいかもしれませんので、違うもので、例を挙げたいと思います。

例1: プロ野球
 プロ野球で考えると、7月の勝敗数は一定期間である7月の数字であるのでフローであり、チームの順位は7月末時点の数字であり、これまでの積み重ねなのでストックになります。

 もちろん、プロ野球だけではなく、JリーグやBリーグなども同じようなイメージです。

例2: 会計
 若干、専門的ですが、会計を学んだ方ならば、貸借対照表(バランスシート)はストックにあたり、損益計算書はフローになります。

例3: 国民経済計算
 最後に、経済学的にフロー・ストックのデータと言えば、GDPなどの統計である国民経済計算です。
 若干、専門的になるので、説明を省略しますが、「フロー編」「ストック編」という形で、それぞれの統計データがあります。

  内閣府「2019年度国民経済計算(2015年基準・2008SNA)

 細かな説明よりも、この統計を見たら、実際のイメージがつきやすいかもしれません。

まとめ

 入門者にとってはややこしい面もあるかもしれませんが、大事な基本ですので、しっかり覚えておきましょう。

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